先日、豊田みよし4Hクラブからのご依頼で、
夢農人について講演をさせていただきました。

豊田みよし4Hクラブは、愛知県の
農林水産事務所農業改良普及課が運営している、
将来の地域農業を担う若い農業者の育成団体です。

栽培技術向上と経営能力向上につなげようと、
課題解決方法を学ぶプロジェクト学習を行い、
その成果を今後の農業経営に活かす、という団体です。

夢農人とよたの主旨や活動に関して話を、
というご依頼で、
事務局長として、また、企画運営会社の代表として、
お話してきました。



そもそも私が農業者のPR活動に深く関わるきっかけとなったのは、
もともと当社のお客様であった
トヨタファームの鋤柄さんの考えに共感したからです。

その考えとは、
ひとことで表せば「農業に夢と誇りを」というものです。

日本人の食すなわち生命を担う農業という職業が
夢や誇りを持ちにくい状態にあることに危機感をもち、
しばしばイメージされるところの3K
「キツイ、きたない、カッコわるい」から脱却し、
次世代の人たちが、継ぎたいと思うような、
夢のある職業にしたい！
そうなるような社会にしたい！という願いです。

広告に関連して、コンサルティングし、企画し、
運営し、サポートする、
という私たちの職業が、
この夢の実現にすごく役に立てるのではないか、
と思いました。

鋤柄さんの考え、願いに共感したことにも理由があって、
私自身が生きてきた病的な人生を変えたのが
「国産の、それも近いところの、安全で生命力のある
農作物を選んで摂取すること」だった、というものです。
これについては、以前ブログにも書きました。

そういったことをお話しつつ、
「農業に夢と誇りを」という目的・目標を実現するための、
現在行っている活動についてお話しました。

夢農人のみなさん自身、そして作っている農作物が
消費者に、“それだとわかる”状態で
価値をもって手に渡るための活動です。

●直売の軽トラ市、

●飲食店や小売業の方とつながるマッチング
　（現在これがとても増えています）、

●農工商がつながるイベント出展（出店）、

●販路確保の布石となる「夢配便」やネットショップ

などが現在の活動です。

でも、軽トラ市団体でもないし、ネットショップ団体でもないのです。
それらは、目的ではなく、そこに向かうための方法です。
そして、方法ひとつひとつが、とても大切なものです。

そういったお話をしました。

講演、といっても、私自身が4Hクラブのみなさんから学びたいと思っていて、
質疑応答では私からも質問したりして、有意義な時間でした。

共感してくださった人から、「夢農人に参加したい」と言ってもらえて、
とても嬉しく、やってよかった！と思いました。



↑写真は、お世話になりました、司会進行の
いしかわ製茶 石川さん（夢農人メンバーです）。
4Hクラブは、20才くらいから、30才くらいまでの
若者で構成されています。
隣の会長さんも、若い！
（夢農人メンバー　中甲のスタッフさんです）

「社長が夢農人に参加していて、イベントに出たりしている
ということは知っていたけど、
どんな意味があって、活動しているのかが
具体的にわかってよかったです！」
というご感想でした。

人前で話すのはすこぶる苦手ですが、
やはり、やってよかった！と思いました。

ありがとうございました。




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今回の講演のことは、
いしかわ製茶 石川さんのブログにも紹介されています。