昨日、とよた市民活動センターで、

「とよた流ソーシャルビジネス講座」が行われ、

コーディネーター（進行役）を務めさせていただきました。




とよた市民活動センターとNPO法人 エコ人プロジェクトの

坂本さんが企画した講座で、エコ人プロジェクトと仕事上のつながりがある

弊社、私にお声かけいただいて この進行役をお受けしました。

（エコ人プロジェクト運営→豊田市環境学習サイトhibico、エコット）



地域の課題やこまりごとを解決しようと、サークルやボランティア的に活動している

人たちにとっては、事業化するにはどうしたらいいのかがわかり、

また、上記のような活動で起業するにはどうしたらいいのかがわかる、

一歩を踏み出せる講座にしようと、準備が進められました。




今回の参加者の感想や意見を参考にしながら、次年度からは、さらに

本格的な 参加型の起業塾のようになっていく予定です。





最初に講師の3人から、20分ずつ、事業紹介がありました。

講師は、いずれもその事業の代表者である

NPO法人 エコ人プロジェクト　坂本さん、

NPO法人 まほうのらんぷ　谷澤さん、松本自然農園 松本さんです。




3人の内容を受けつつ、民営の法人格（株式会社や有限会社）との違いを

理解していただくために、私からは、ソーシャルではなく完全民営の

株式会社であるルーコの紹介、その事業内容、創業から育っていく様子などを紹介しました。



そのあと、パネルディスカッションです。




私が進行役となり、3人の講師に、社会貢献で収入を得る、

「食べていける」ということに関して、

いろいろつっこんでお聞きしました。

心構えはもちろん、心構えだけでは、事業の継続はできないわけで、

営利団体ではない事業の、自分の給料の決め方から、

創業資金がいくらで、0の人はどのように集めたかまで聞きました。



社会貢献や地域課題の解決は、圧倒的にボランティアやサークルが多い世の中にあって

「どうしたら食べていけるのか」を知るために受講された方ばかりなので、

知ることができるように、コーディネートさせていただきました。


企画者のエコ人プロジェクト坂本さんがFacebookで「この講座は成功だった」と

発表していたので、ほっとしました。



というのも、自分自身はソーシャルビジネスを起業した経験がないため、

（結果的にソーシャルビジネスのようになっている事業はあります）

この日のために知識を増やして望んだからです。



アンケート結果などを見ても、受講者のみなさんにとって、勉強になったようで、

ほんとうによかったです。

私自身も、3人の講師から学ばせていただきました。

社会貢献や、地域の課題を解決することを、NPO法人で事業として行うことの意義、

意味をしっかり学ぶことができました。

半年内くらいで、新会社設立を考えており、大変参考になりました。

出会うべきときに、出会う、訪れるべきときに、訪れる、

という“人” と “こと” のご縁があるものだなあと思いました。

ご縁に感謝です。