竹炭製作!

ルーコ 井上美穂

2012年06月25日 09:04

先日、夢農人の、ネギ農家 のらしごと 内田さんの農場で、

メンバーが集まり竹炭製作をしました。



いちごのながた農園さん、米・もち米のもものみせさんが参加しました。

道を挟んで左右に広がる この、ネギ農場の一角です。




竹やぶから間伐してきた竹を野焼きします。

黒くなってきたら、竹炭になっているわけですが、灰にならないよう、頻繁に水をかけます。




そういう作業の最中で、熱を持った竹が、

パーン!パーン!と大きな音とともにはぜるので、

身体にあたってもいいように長袖長ズボン、軍手着用が安全。



しかし、何も覆われていない顔は熱いです!

全身が燻されたころ(^_^;)、竹炭の完成!

火をつけてから、3時間〜4時間です。




炭になった部分をかき出すときに、砕けてこの状態になります。



市販で見かけるのはこの状態ですね。



この竹炭製作事業は、夢農人の協賛企業である

竹建築設計•竹雑貨のアクティベイトさんからの提案で実現しました。

(アクティベイトさんは、竹のiPhoneカバーで当社と関わりがあり、それがご縁でした)


「生えすぎ、繁茂し過ぎて害になっている竹を間伐し、

それを環境にいい方向へ有効利用する」


※以前、間伐に参加した記事はこちら

というアクティベイトさんの考えが形になったのが、「竹炭製作、農業利用」で、

最終的には、作物となって消費者の手にわたり、口に入り、

健康的な食生活にも貢献していくのです。



そういうことを考えていた折に、夢農人の存在を知ったアクティベイト社長が、

夢農人の活動に賛同し協賛の上で、お声かけくださいました。



竹炭を土に混ぜ、土壌改良することで、収穫に至るまでの育ちがよくなったり、

病気に強くなったり、味の深みや味が増すそうです。



豊川の農場ですでに実験済みで、写真を見せてくださいました。



見た目の成長具合だけではなく、味の向上があったことを、豊川の農場主さんが

語ってくださいました。



のらしごとさんのネギの成長、味の向上を楽しみにしています。

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