今日は、ホワイトデー。
ホワイトデーが誰でも知っている一般的な行事?文化?になったのは、
いつ頃のことでしょうか。
確か、私が小学生の頃は、バレンタインデーは文化になっていましたが、
ホワイトデーは知らなかったような・・・。
中学生になった頃には、ホワイトデーも一般化しつつあったと記憶しています。
というのも、中学生の頃のホワイトデーに、忘れられない思い出があるからです。
簡単に言うと、、、
好きだった男の子からのホワイトデーの贈り物のお菓子を、
自宅に届けられていたことも知らない状態で、
姉に全部食べられた、という思い出です。
一生忘れられない、というくらい、ショッキングだったのです(笑)。
あれから25年も経っていますが、未だに、姉とその話が出ます。
今となっては笑い話。
ホワイトデーから1ヶ月くらいたったころに、贈り主の男の子が
私がお礼のひとことも言ってこないことを不思議に思ったようで
「クッキー、食べた? ポストに入れといたやつ」と言ってきました。
なんのことかわからなかったのですが、ホワイトデーだったんだ!
と気づいて(というくらいなので、一般化はしていなかったように思います)
とっても嬉しかった記憶です。
ポストに入れられてたと聞いて、母か姉がどこかにしまったかな、
と思い、2人に聞いた結果、姉が全部、1つ残らず、食べてしまったことが発覚。
ショックで怒りの汗が出ました。
姉は、「なんでポストに入ってるのかなとは思ったけど、
誰かにもらったんだろうと思って、食べちゃった。ごめ~ん。ゆるして~。」
と言って、空の缶を私に差し出しました。
缶がかわいくて捨てられなかったという・・・。
私は、缶だけを、眺めてしょんぼりと日々を過ごしました。
ホワイトデーというものが、まだ一般的でなかったから
「あるから食べた」になったのではないかとも思います(笑)。
その缶、なんとなく捨てられなくて、20年くらい、実家の私の部屋にありました。
ルノアールの少女の絵がついているけっこう大きな缶箱でした。
左上の絵です。(画像は、検索結果の画面です)
食べられてしまったからこそ、思い出深いホワイトデーとなりました。
順調に私が受け取り食べていたら、
もう忘れていることでしょう。
他の年のホワイトデーはほぼ覚えていない・・・。
当時は、メールもLINEもFacebookもない時代。
今なら、「家にいる?」という確認や
「いなかったからポストに入れといたよ」なんていう報告が
お手軽に携帯から送れるので
私のような被害者は出ないことでしょう。
ホワイトデーが来るたびに、通信技術の発達にも思いを馳せる私です。
今ではその通信技術を使って仕事し、バレンタインデーやホワイトデーには、
洋菓子屋さんの売り上げアップを手伝う、という仕事をしています。
おもしろいものですね。
そして、
その姉が、またブログを書き始めました。
ブログの見た目のリニューアルも私たちが仕事で行いました。
人生っておもしろい。