若い女性の「空いたお皿をお下げしてもよろしいですか?」

ルーコ 井上美穂

2015年12月13日 12:23

先日、ある喫茶店でひとりで資料まとめなどしていたら、

そこで働く20代とおぼしき若い女性スタッフさんが、

「空いたお皿をお下げしてもよろしいですか?」

声をかけてくれました。

笑顔でとても感じのいい人でした。

しかし私は、ホットコーヒーだけを飲んでいる最中で

何も食べてはいませんでした。

つまり「空いたお皿」と言えるものがなく・・・

でも、せっかく声かけてくれたし、と思い、コーヒーカップを浮かして

ソーサーを持ち、「空いたお皿はないのでこちらで・・・」

と言ったら、「すみません!!!」

その店員さんは恥ずかしそうに言いました。




「いえいえ〜(笑)」

というような感じで、お互い笑顔になって、ほっこりいたしました。



そのとき思ったのですが、

あれが、私と同年代の、中高年だったら、たぶん、そうはならない

ということ。

「おいおい、よく見なよ」と思ってしまうことでしょう。

でも、若い人、特に若い女性には、おじさんおばさんは

だいたい寛大になれるもので、逆に微笑ましくさえあるのです。

自分も多くの人に寛大にしてもらったから

折れずに成長できたんだろうなと思いました。



若い頃の失敗は、どんどんすればいいと思います。

その分成長できます。


若くなくても、人間だから失敗はあります。

だから絶対失敗してはいけない、ということではなく、

失敗の環境が違うということ。

失敗の環境は厳しいものにはなりますが、

挑戦することはやめないで、ずっと前進していこうと思います。

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