昨日は、豊田文化フォーラムの文化塾（講演会などの催し）がありました。
豊田文化フォーラムには、当社も協賛をしていて、私はそのメンバーとして
参加しています。


名探偵コナンやシティハンター、ブラックジャックなど、
数々のアニメ作品をヒットさせ、世界的に評価を得ているプロデューサー
諏訪道彦氏にご講演いただきました。
（ご本人ブログ→「スワッチのアニメ日記」）





豊田文化フォーラムという団体は、豊田市教育振興課の外郭団体で、
豊田市に文化を創造しようという活動をしていて、
年に4回のイベントを行っていますが、
今回は、私が委員長をさせていただいて、企画しました。
（ノエビア豊田販社の高濱社長もメンバーで、今回の企画では
ずいぶんお世話になりました！）

豊田のみなさんが、地元をもっと好きになる、誇りに感じる、
そんな企画をしたいと思いました。
社業においてもですが、自分の存在を活かすのは、
そういう行動をしていくことだと常々思っています。
実際にはまだまだその域に達していないと思いますが、
それに向かって行動することを目標としています。

地元の文化創造に意欲を感じ、地元を誇りに思うきっかけづくりとして、
数々あがっていた講師候補の中から、「絶対この人！」と思って手を上げました。
手を上げました、といいますか、委員長指名をいただいたときは
どうやって断るか一生懸命考えていたくらいですが
（そんな大役 私には無理・・・と・・・）、
でも、諏訪道彦氏講演なら是非やってみたいと手をあげました。
なぜなら、私自身 映画も観るし、テレビも観る、あの「名探偵コナン」の
プロデューサー！その人が豊田市出身！なのです。
東京まで行ってお会いしてわかったのは、諏訪さんが「豊田が大好き」ということ。
その道では極めて有名なプロデューサーで、海外からも
講演依頼があるくらいの人なのですが、ものすごい気さくで、
誰に対しても、同じように笑顔で気遣いする人なのです。
「なんにも大したことしてないんです」と何度も恐縮する姿にも驚きました。
「豊田のみなさんの役に立てることなら是非」と言って来て下さいました。

諏訪さんの講演が、という以前に、諏訪さんという“豊田の人”に接することで
みなさんに地元愛と、夢と希望を感じていただくことができると思いました。

実際には、講演内容もとても興味深いものでした。

プロデューサーという仕事は、人と人、企業と企業をつなぐ架け橋・・・



そして、視聴率という数字を追求する仕掛け人であり・・・



常に斬新な企画を練り、視聴者を楽しませ続ける工夫と努力をする人であり・・・



お話は、気さくな人柄どおりの、笑いあり学びありの90分で、
チケットを購入してご来場の、200名ほどの方々にとても喜んでいただくことができました。

第一部は講演会、第二部は交流会としました。
第二部は、諏訪さんに直接話を聞いたり写真撮ったりできる会にしました。



諏訪さんにインタビューしているのは、豊田市の印刷会社
ユタカ印刷の杉谷社長ですが、杉谷さんが、
諏訪さんと同じ崇化館中学校のバスケ部だったことから、
諏訪さんとのコンタクト、コミュニケーションが
非常に和やかで好ましいものになりました。



軽食とデザートとドリンクもご用意してワイワイと楽しい会となりました。
諏訪さんが「豊田のみなさんに」と寄贈して下さった
諏訪プロデュース アニメ作品のグッズの抽選会もして大変盛り上がりました。
DVDとCDも計200本ほどいただき、それに関しては
豊田市中央図書館に寄贈する案を、メンバーさんからいただいて、実現しました。
図書館の森 館長を招き、贈呈式もしました。これも、メンバーさんから出た案です。
企画設営委員は、実質4名でしたが、たくさんの方々に支えられて実現した「文化塾」でした。
人と人のつながりを様々な局面で感じました。
感謝の気持ちでいっぱいです。



また、今回、ポスターやチラシの制作を当社でさせていただく機会に恵まれ、
とても名誉なことでしたし、豊田の人たちにもっと豊田を好きになってもらう、
地元を盛り上げよう、という、社業と同じコンセプトの事業に携わらせていただけて、
これもまた、感謝の気持ちでいっぱいです。